ネーム : りいち
年齢 : 20代
出身 : 日本の北の方
[ write:2015-09-02 17:06:43 ]
先日は「デイサービス」についてお話しましたが、本日は「デイケア」について少し話したいと思います。
デイサービスとデイケア、似てますよね。どちらも日帰りで施設に通うことで介護サービスを受けます。ではどう違うのかというと、デイサービスは「通所介護」で、デイケアは「通所リハビリテーション」なのです。
わかりやすく言い換えるなら、デイサービスは「通いの老人ホーム」で、デイケアは「通いのリハビリ施設」ということになります。前者は生活支援、後者は理学療法が目的なのです。
どちらも介護福祉士が食事や入浴など生活のお手伝いをしますが、デイケアはただの高齢者ではなく、認知症や脳梗塞による不随など病気を患っているケースが多く、医師や看護師なども配置されます。また、デイケアのリハビリは専門の理学療法士が行うため、介護福祉士はリハビリでは補佐的な立場に回ります。
重篤な病気で入院していた人(高齢者に限りません)が、退院後に社会復帰のためのリハビリ目的で通うのがデイケアで、高齢者の場合はデイケアを経てデイサービスに移ります。
将来的に理学療法士などになりたいと考えている介護福祉士は、デイケアで修行を積むことも多いようです。